フィールドワーク実習@香川【2日目】

フィールドワーク

2日目は地方創生グループと天文文化グループに分かれて活動しました。

地方創生グループは、高松市内から少し足を伸ばして、フェリーで小豆島へ。高松港から約60分です。小豆島は、醤油、ゴマ油、オリーブなどの生産が盛んで、港に降り立つと、かどやのごま油の匂いが充満していました。その中でもオリーブによる地域ブランディングに積極的に取り組んでいることから、バスの色やポストの色までオリーブ色の町並みを見ることができました。

小豆島も人口減少が進んでいる地域で、観光資源を積極的にアピールし、交流人口、関係人口、定住人口の促進に力を入れています。小豆島でGoogle検索すると検索順位トップに出てくる小豆島観光協会の小豆島旅を使って実際に島を巡ってみました。島を巡るには、公共交通機関よりレンタカーを使うと便利で、レンタカー会社もたくさんあります。

最初は、島屈指の観光スポットである恋人の聖地のエンジェルロードに行きました。エンジェルロードは、潮の満ち引きにより砂の道が現れたり消えたりします。素敵な観光スポットですが、小豆島の地域活性化プロジェクトとして作られてきたことがわかります。小豆島は海だけでなく中山間地域も広がっており、学際宇宙ゼミナールの研究フィールドである星野村みたいに棚田もありました。お昼は、棚田で作られたお米を使ったおにぎり定食をこまめ食堂でいただきました。瀬戸内海で取られた魚や、小豆島のふしめん(そうめんの端っこ)も入っていてとてもボリューム感がありました。ジェラート(しょうゆクランブル)は別腹でした。

天文文化グループも、レンタカーを借りて、ほぼ徳島県に近い山間にある天体望遠鏡博物館(香川県さぬき市)に行きました。天体望遠鏡博物館は、「子どもに一生付き合える興味を見つけてもらいたい」という想いの元、閉校になった小学校を地元の人々の協力を得て改築することでできたユニークな博物館です。個人や企業からの寄贈で集まった種々の天体望遠鏡をガイド付き(入場料500円)で見学することが出来ます。しかし、ガイドはボランティアで、逆に施設維持のためにガイド自ら会費を支払っている状況で、博物館を維持していくことが大きな課題となっているようでした。その他には、高松ミライエやさぬきこどもの国のプラネタリウムで生解説を聞きに行きました。施設によって星空解説にもバラエティがあるのがとてもおもしろいです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました